春菊楽曲大賞2014 - DJ春菊の泣きたくなる様な安っぽい話し

お久しぶりです。春菊です。

さてさてやってきました2014年春菊楽曲大賞！

今年はJpop楽曲大賞、PV大賞、アイドル楽曲大賞、ハロプロ楽曲大賞の4部門。

去年と同じくアルバムシングルの区別はつけず、各大賞5枚づつ(Jpop楽曲大賞のみ＋佳作10枚)、ハロプロ楽曲大賞には投票ポイント記載、という構成です。

《J-pop楽曲大賞》

1.tofubeats / ディスコの神様 feat.藤井隆

やっぱり今年はこの曲じゃないですかね。

かつては筒美京平、松本隆タッグにプロデュースされ、松田聖子、キリンジなどそうそうたる面子に楽曲提供をされていた音楽リテラシーの高い藤井隆が2014年タッグを組んだのがtofubeats。

ディスコリバイバルを明言化した意味でも2014年的に重要な曲かと。

2.坂本慎太郎 / ナマで踊ろう

ご存知ゆらゆら帝国の坂本慎太郎の最新アルバム。ゆら帝でロックを突き詰めたアーティストがポップに振り切れた結果、辿り着いたテーマが「人類滅亡後の世界」。

先ほど紹介したtofubeatsの楽曲の世界観を要約すると基本的には全部「踊ろう」なんですよ。

tofubeatsと坂本慎太郎、言っていることは一緒なのに坂本慎太郎の世界では人類が滅亡していて、死者が手招きしているように語りかける「ナマで踊ろう」。退廃的でありながら絶望感の無い絶妙なバランスが最高。

3.YUKI / FLY

ババア結婚してくれ！でお馴染み、YUKIの新譜。最近のYUKIの四つ打ちキラキラな音楽性も混在しつつ、がっちりシティポップでまとめ上げたアルバム。feat.でKAKATOを起用するセンスもたまりません。

「YUKIちゃんかわいいー！」って言ってる女子高生が鎮座のフロウを聴いてる事実にゾクゾクする日々です。

4.禁断の多数決 / エンタテインメント

去年もパスピエfeat.泉まくら「最終電車」にやられてた私ですが、今年は禁断の多数決がfeat.に泉まくらを迎えた「ちゅうとはんぱはやめて」。この曲のTomgggリミックスがも最っ高！！！

かなこちゃんが歌ってるトラックをぐぐぐが公式リミックスするなんて一年前じゃ考えられなかったなぁ…。

5.ONIGAWARA / ONIGAWARA

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ex.竹内電気の竹内さんと斎藤さんのユニット。どこかで聴いたことのあるリフ、どこかで聴いたことのあるメロディ、どこかで見たことのあるPV…。モロなネタ使いに笑ってしまいつつも純粋にポップ。ジャケットがBOOKOFFオマージュなのがJ-popのメタ的な解釈に更に批評性を持たせているなと。必聴です。

大森靖子 / 洗脳

矢野顕子 / 飛ばしていくよ

花澤香菜 / 25

岡村靖幸w小出祐介 / 愛はおしゃれじゃない

西寺郷太 / Temple St

ミツメ / ささやき

くるり / THE PIER

銀杏BOYZ / 光のなかに立っていてね

TOKIO / LOVE,HOLIDAY.

吉田ヨウヘイGroup / Smart Stizen

来来来チーム / 東洋一

(トリビュートアルバムなので除外しましたが、大貫妙子トリビュートとカーネーショントリビュートもめちゃくちゃ良かった…。)

《PV大賞》

1.神聖かまってちゃん / フロントメモリー feat.川本真琴

神聖かまってちゃん「フロントメモリーfeat.川本真琴」 - YouTube

今年の初めに劔さんと飲んでた時、新垣里沙主演のPVを撮るという話をこっそり聞いてたので、ハードルは上がっていたんですが、川本真琴の歌を完璧なアテレコで歌い上げるガキさんに終始震えっぱなし。の子氏の謎の女装を除けば演出もほぼなし。終始ガキさんが川本真琴の歌に合わせて口パクして走ってるだけなのに一秒も目が離せないPV。